和食のハラール食をシンセイフードが開発・販売、ホテルへ提供

【ビジネス報道】 令和二年二月よりホテル・料亭等のOEM食品製造や医療・学校給食の受託販売を営む四国医療サービス(代取:𠮷永英人)は、和食のハラール食を販売する。自社開発し、同社・シンセイフード事業部が担う。特徴は完全加熱済み食品の為、衛生的で長期保存できる点。


ハラール食はイスラーム法で許されている食料や料理の事。宗教比率で五分の一(報道現在)を占めるイスラム教徒の観光客を意識。同事業部が和食のハラール食認証食品でインバウンド対応を行いたい。特にホテルを意識する。専用の厨房機器と専用調味料が不要で、ホテル内の朝食ブッフェ等に「ハラール コーナー」として和食を提供できる。


食材の裁量の冷凍方法として「プロトン凍結機」を採用。通常の凍結方法では氷の粒が大きく、解凍後の品物の品位が低下。だがプロトン凍結機は電磁波・冷風・磁束の力により、凍結時の細胞を破壊する事なく凍結できるので氷の粒が大きくなる事を妨げる。惣菜・米飯の冷凍で長期保存し、食品ロスを削減できる。


ラインナップは二種。賞味期限が最長一年の「クックフーズ」と九十日以上の「ロングライフ チルド」。商品の発注は納品希望日の二週間前、発注数量の最終変更は納品希望日の五日前。先日には「インバウンドマーケット EXPO 二〇二〇」に出展していた。


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