第四回『日ASEAN女性起業家リンケージプログラム』で七十八件のサポートを獲得

【ビジネス報道】 令和二年二月十日から十三日にブルネイ・ダルサラームの首都バンダルスリブガワンにて東南アジア諸国連合貿易投資観光促進センター(国際機関日本アセアンセンター、事務総長:藤田正孝)は、第四回『日ASEAN女性起業家リンケージプログラム(AJWELP)』をブルネイの非営利団体・DARe(CEO:Yang Mulia Javed Ahmad)と共に開催した。


同センターは、ASEAN十ヶ国政府と日本政府により昭和五十一年に設立。貿易・投資・観光・人物交流の四分野を中心に、ASEAN商品の輸出促進や日系企業の進出支援、人材育成、日ASEAN間の観光促進等を通して、日本とASEAN諸国との関係促進に貢献する国際機関。


男女平等社会の実現の為に日本のみならずASEAN加盟国の政府も、女性起業家を含む零細・中小企業の発展支援に注力。本プログラムは、ASEAN諸国の女性起業家を他国の女性起業家、企業、メンタを繋ぐ事によりビジネスの展開を支援する事業としてを立ち上げた。


平成二十八年のフィリピン・マニラでの初開催に続き、二十九年にはインドネシア、三十年にはマレーシア、そして四回目となる今回はブルネイ・ダルサラームで開催。 第四回には、各国の代表の他、十八名の女性起業家がブルネイ含むASEAN諸国及び日本から参加した。


 ハイライトであるビジネス・プレゼンテーション・イベントでは、ASEAN各国を代表する女性起業家がサポート企業や先輩女性起業家等の前で、各ビジネスプランと課題についてプレゼンを行った。プレゼン後には企業が支援したいビジネスに対し、自社の製品・サービスを利用したサポートのオファーを表明。今回は十名の起業家に対し、二十四社から七十八件のサポートが提供された。

本イベントには、駐ブルネイ日本大使とASEAN諸国の大使も出席した。


また、グローバルな起業家プラットフォームを提供する「World Startup Festival」よりトレーナを招き、参加者向けに事前のオンライン ワークショップ及びプログラム期間中に二日間のワークショップを開催。同ワークショップを通じ、参加者は起業家精神について学び、個別相談等を通じてプレゼン スキルの向上に励んだ。


写真:東南アジア諸国連合貿易投資観光促進センター

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