【ビジネス報道】 令和二年三月十七日に入試システムを提供するODKソリューションズ(3839.T2)は、東証の承認を受けて同社株式の上場市場を東証第二部へ変更した。
同社は創業以来、顧客の繁栄・社会の発展に貢献すべく、教育・金融・医療分野へITサービスを提供してきた。五十年以上に亘り培ったデータと経験を活かしながら、更なる事業拡大に向け努めていく。
西井生和(壬辰)代取は、メッセージを発信。「当社は一九六三年に設立し、情報サービス事業を通じて、顧客の繁栄・社会の発展に貢献する事を理念とし、五十年以上に亘り様々なITソリューションをお客様に提供して参りました。
二〇〇七年には、旧・大証ヘラクレス市場へ新規上場を致しました。その後、減収を余技なくされる状況もありましたが、全社一丸となって収益構造改革に取組み、現在の主力サービスである教育・金融関連のサービス拡大に注力致しました。
それに並行し、様々な企業とのアライアンスを強化する事で、収益性の改善・向上、新たな分野への参入等にも努めて参りました。
近年は、各分野において制度改革が進展する等、企業を取巻く環境が大きく変化しております。当社においても、これまで以上にお客様のニーズを逸早く捉え、適切に対応する事が求められております。その為には、新たなサービスの開発や拡充が必要不可欠であり、重要な経営課題であると認識しております。
当社は、今後も外部・内部環境を踏まえた様々な経営課題を解決すべく、認知度並びに社会的信用力の更なる向上が必要と考え、この度の市場変更を行うに至りました。
同時に、今後も更に邁進していく為、改めて企業姿勢や方向性を示すものとして、コンセプトワード及びタグライン(スローガン)を策定致しました。我々のビジネスに懸ける熱い想いを言語化した事で、ネクスト ステージにおけるビジョンを明確にできたと考えております。
私たちの想いをより多くの方にご理解頂き、企業としての認知度をより高めていく為、これを活用し、積極的なブランディング活動を推進して参ります。
また言うまでもなく、企業の最大の財産は人であります。当社は健康経営を掲げ、柔軟な働き方を実現できる変形労働時間制やシフト勤務制を導入致しました。その他、新たにテレワーク制度やオフィス カジュアルも導入し、多様化する働き方にも対応して参ります。」と情熱的にメッセージを発信。市場変更で代取が大きなメッセージを発信する事は多くない。
昨年に新設した「ネクストステージ戦略室」では成長性・収益性・健全性の三方向から、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上に向けた成長戦略を推進すべく、以下の四点に取り組む。
- コーポレートブランド構築
- 成長戦略策定
- 事業ポートフォリオ管理
- 提携強化(M&A推進、アライアンス関係深耕)
新たにコンセプト ワード及びタグライン(スローガン)も策定。前者は『ビジネスを、スマートにつなぐ。人生の、ストーリーをつむぐ。』、後者は『データに、物語を。』と定めた。
写真:㈱ODKソリューションズ
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