堀江貴文は都知事選に向け、事実上の公約発表か|新刊『東京改造計画』

【政治報道】 令和二年五月二十日にスポーツ報知/報知新聞社が、実業家・堀江貴文(壬子)の都政進出への意欲を報じた。見出しに九十九㌫の出馬可能性と打った。二月に既に都知事選へ興味を抱き、「NHKから国民を守る党」の立花孝志(丁未)党首と継続的に協議していたという。


昨年の第二十五回『参院選』にて同党は、得票率で二㌫を達成し、『公選法』『政党助成法』上における政党要件を満たして国政政党となった。昨秋にYTにて堀江は、同党の選挙戦略・戦術の事を「頭良過ぎ。」と称賛していた。同党の幹事長には、平成二十八年の前回・都知事選に立候補したジャーナリスト・上杉隆(戊申)が就いている。



<二度目の政界への挑戦となるか>

 自身は、十七年の第四十四回『衆院選』に広島から無所属で立候補。政界へには度々に言及しており、二十七年には「スマートフォンが使えない国会なんて、やってらんないですよ。」とアナログな国会運営に疑義。「職業・政治家に拘る必要はない。」と訴えていた。


今回の堀江の報道に現職・小池百合子(壬辰)都知事は、「特に御座いませんけれど、まあ賑やかな事という感じ。」と記者の質問に答えた。堀江は即、「コロナ危機利用してるから余裕だな。」とTwで発言。武漢肺炎に係る自粛要請と緊急事態宣言に予てから切り捨てており、自粛を強く訴えていた百合子都知事達を批判していた。


三十日には新刊「東京改造計画/幻冬舎」を刊行。都への緊急提言として「経済」「教育・社会保障」「新型コロナウィルス対策」「都政」「未来の生き方」に分け、三十七項を挙げた。以下に着目点を挙げる。


  • 東京メトロと都営地下鉄を合併・民営化(経済)
  • 足立区は「日本のブルックリン」に(同)
  • 築地・豊洲市場改革案(同)
  • 学校解体で子どもの才能を開放(教育)
  • 「正解」を教えない教育(同)
  • 低用量ピルで女性の働き方改革(社会保障)
  • 経済活動を再開せよ(コロナ)
  • 今こそネット選挙(都政)
  • 記者会見をオンラインに(同)
  • 都職員の九割テレワーク化(同)
  • 都をオール民営化(同)
  • 遊び場を増やす(未来)
  • 人生百年時代のコミュニティ(同)


表紙の撮影は写真家・蜷川実花(壬子)。もし立候補するのであれば、街頭演説等は行わずにネットを駆使する模様。だが少なくとも一度は、都内で街頭演説を行って貰いたいものだ。


撮影・記事:金剛正臣

画像:Amazon

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