雫井脩介×堤幸彦の家族愛サスペンス映画『望み』は十月公開

【芸能報道】 KADOKAWA(9468.T1)は、令和二年五月二十一日に映画『望み』のティザービジュアルと追加キャストを発表した。本作は十月に全国公開予定。


「人魚の眠る家(二〇一八)/松竹」「十二人の死にたい子どもたち(二〇一九)/ワーナー・ブラザース映画」の堤幸彦(乙未)監督が、「クローズド・ノート/角川書店」「検察側の罪人/文藝春秋」の雫井脩介(戊申)原作による傑作サスペンスを映画化。雫井は推理作家。


メイン キャストに堤真一(甲辰)、石田ゆり子(己酉)を迎え、共演に岡田健史(己卯)、清原果耶(壬午)、加藤雅也(癸卯)、市毛良枝(庚寅)、松田翔太(乙丑)、竜雷太(庚辰)らが連なる。



原作・雫井が執筆時、最も悩み苦しみ抜いたという著者渾身のサスペンス小説が「望み」。読者満足度百㌫(ブクログ調べ)を記録。報道現在で、累計発行部数は十六万部。尚も更新中のベストセラー・サスペンス小説が、エンターテインメントの旗手・堤監督と巧みな人物描写に定評のある脚本家・奥寺佐渡子(丙午)により映画化。佐渡子は「学校の怪談(一九九五)/東宝」や実写「魔女の宅急便(二〇一四)/東映」等を脚本した。

本作では、極限の家族愛を描く。


以下は、今回に追加キャストとして発表された妹役・果耶のコメント。

自分がどう生きていけるか、今この状況をどう切り抜けるか。私が演じたのは本能的にそれをやってのける女の子です。
それがこの家族の中で生きている彼女なりの選択、だと考えれば共感も出来て受け止める事が出来ました。とにかく積み重ねの日々で、堤監督が溢れんばかりの熱量で導いて下さるのがとても有り難かったです。
共演させて頂いた堤さん、石田さん、岡田さんとは空き時間に「昨日の晩ご飯何食べた?」なんて他愛もないお話をしたりしたのですが和やかで暖かいその雰囲気が色んな意味で拠り所になっていたようにも思います。
それぞれの「望み」の形と、辿り着く先を一緒に迎えて下されば幸いです

=ストーリー=

一級建築士の石川一登(いしかわかずと)とフリー校正者の妻・貴代美(きよみ)は、一登がデザインを手掛けた邸宅で、高校生の息子・規士(ただし)と中三の娘・雅(みやび)と共に幸せに暮らしていた。規士は怪我でサッカー部を辞めて以来遊び仲間が増え、無断外泊が多くなっていた。受験を控えた雅は、志望校合格を目指し、毎日塾通いに励んでいた。

冬休みのある晩、規士は家を出たきり帰らず、連絡すら途絶えてしまう。翌日、一登と貴代美が警察に通報すべきか心配していると、同級生が殺害されたというニュースが流れる。警察の調べによると、規士が事件へ関与している可能性が高いという。行方不明者は三人。そのうち犯人だと見られる逃走中の少年は二人。

息子は犯人なのか、それとももう一人の被害者なのか。


=クレジット=

堤真一 石田ゆり子

岡田健史 清原果耶

加藤雅也 市毛良枝 松田翔太 竜雷太

監督:堤幸彦

原作:雫井脩介「望み」(角川文庫刊) 脚本:奥寺佐渡子

配給:KADOKAWA 

© 2020「望み」製作委員会


画像:㈱KADOKAWA

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