【ビジネス報道】 令和二年五月二十六日に機械学習・画像処理技術を駆使したシステムの研究・開発とAI教師データ作成プラットフォームの運営を行うグローバルウォーカーズ(代取:森川和正)は、AI教師データ作成・AIモデル開発・運用の専門人材を提供する『グローバル ウォーカーズ Lab(GW-Lab)』を開始する。
AI開発では教師データ作成にかかる「膨大な人件費」、AIモデル構築の為の「専門的な技術」が必要不可欠。開発では学習量の不足、モデル作成の失敗等の問題からプロジェクトがPoC(概念実証)でストップしてしまうケースが多く見られる。アウト ソーシングの場合、膨大なコストに加えてプロジェクトの途中でモデル開発や教師データ作成の仕様変更等のイレギュラに対応しにくいといった問題点もある。
GW-Labでは、AI開発に特化した人材をラボ型(準委任型)にて提供し、仕様変更への対応等とプロジェクトが抱える多くの課題に対して柔軟且つ、迅速な対応を実現可能なサービスとした。
特徴としては、同社ミャンマーに現地法人がある。現地スタッフを活用する事で、日本国内でのAI開発を実施するのに比べ、人件費を大幅に抑える。現地のAI開発チームは、AIモデルを開発できる優秀な技術者とアノテーション(注釈、データ付与)に特化した経験豊富な作業者で組織。質の高いAIモデル、AI教師データを作成できる。
メニューは以下の二つ。
- AI Annotation&Data Lab:AI教師データ作成・運用を弊社のアノテーションに特化した作業員により専属サポート
- AI Engineer Lab:AIモデル開発や学習環境構築を専属サポート
前者は、AI教師データ作成作業員の工数提供及びプロジェクト ディレクション。AI教師データ作成・運用とアノテーションに必要な元データ作成(英文テキストデータ、画像収集等)を行う。対応するアノテーションは、画像アノテーション(矩形付与、領域分割、キーポイント付与、ファイル分類等)や動画アノテーション、その他。契約人数は二人から可、準委任契約。
後者は、AIエンジニアによるAI開発工数提供及びプロジェクト ディレクション。AIモデル開発と学習環境を構築する。AIエンジニアの保有スキルは最適なモデル選定、追加学習と評価。対応モデルは物体検出や人検出、顔検出、領域分割等と多様なモデルに対応可。契約人数と内容は前者に同じ。
画像:グローバルウォーカーズ㈱
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