特許事業に力をいれるVENE、特許数は十数点以上

【ビジネス・スポーツ ニュース】 平成二十八年五月十九日、東京・青山にて『VENE 2016 LAUNCH EVENT/ヴィーネ』が行われ、プロボクサ兼モデルの高野人母美(丁卯)、プロボクサの黒木優子(辛未)、ビーチバレ選手の坂口佳穂(丙子)、ダンサ兼俳優の生島翔(乙丑)、そして同社の代取であり「VENE 美科学研究所」のスーパークリエイタK.中村こと中村浩平が登壇した。


同社は、二十六年、調剤薬局を運営していたメイプル(代取:中村浩平、現資産管理会社)のグループ企業であったリーブの社名をヴィーネに変更し、アパレル デザインと商品開発を柱とするブランディング事業及び特許事業を行っている。社名及びブランド名のヴィーネは、愛の女神であり、美しさの象徴でもあるヴィーナスからきている。





<科学が作るファッション>

 「風の抵抗を削減するためのドローン開発」や国際特許取得の「ジョイントシステム」始め、「ヴィーネ プリーツ」と呼ばれる曲線のプリーツドレス、貼る水着「ボディーシールド」、水陸両用で使えるフィン「スーパーウィングフィン」等、特許数は十数点に上る。



同イベントでは、まず女性アスリート達による「ヴィーネ プリーツ」のドレスが披露された。このドレスは一般的なプリーツ ドレスとは異なり、一片一片のS字カーブの生地を縫製した。歩くだけでヒラヒラとなびき、ヒップから太ももにかけての女性らしいヴィーナス ラインを美しく強調する。高野は「着心地が最高、ストレッチが効いてるのでノンストレスで着れますね。襟を立てると凛とした様にも見えます。」と話し、黒木は「このまま試合で戦いたいです。」と着心地をアピールした。また他の最新のドレスも披露され、着心地だけでなくディテールのバリエーションもアピールした。




エアボーはセレブ向きか

 続いては生島も加わり、「VENE ジョイント システム」を利用した新しいスイムツールの「エアボー」が登場。「エアボー」は泳ぎが不得意な人や、髪や顔を濡らさずに使える新型浮き輪のようなボードになっており、真ん中の透明の部分からは海の中が覗けるようになっている。デザインも原色やゴールドを基調としておりリゾート感がある。一足先に体験をしたという坂口は「少しの力で簡単に移動することが出来て、どこにでもいけそう。」と、生島は「これを持って、クロアチアの海で泳ぎたい。」と述べた。


中村代取は「世界にまだ無い物を発案し、国際特許を取得することでヴィーネでしか手に入れることのできない、おしゃれで実用的なモノを国内外に届けていきたい。」とかなり意欲的だった。実際の商品の製造は、カイト(代取:鈴木利正)等が請け負う。更に本社社屋「ヴィーネ ハウス」を設計中であり、来年二月に北海道・千歳市に完成予定となる。


『VENE 2016 LAUNCH EVENT/㈱ヴィーネ

記者:原田眞吾×撮影:金剛正臣

© FPhime 

0コメント

  • 1000 / 1000