小野泰輔 前・副知事の政策、若手による都政奪還へ|都知事選二〇二〇

【政治報道】 令和二年六月九日に東京都庁にて『都知事選 二〇二〇』に立候補を表明した小野泰輔(甲寅)前・熊本副知事が記者会見を行った。会見で小野前・副知事は、政策の一端と「東大」法学部卒の卒業証書(写し)を提示した。十八日が告示、七月五日に投開票。


報道現在で年齢は四十五歳。東京出身で、副知事の二期中に「くまモン」の著作権を買い取り、世界企業からライセンス料等を得て同県のPRに成功してきた。今回は無所属で立候補する前・副知事を日本の維新の会(代表:松井一郎)が推薦する。家族は立候補に反対していたが、命を懸けてでも男の仕事として挑戦するという。


前・副知事は「新型コロナウィルスが脅威を振るっている中で、危機対応で(社会経済)論争が進まないという事ではいけないのじゃないか。日本だけではなく、世界の社会経済がどの様に変容していかなければいけないのか。その議論がなされない儘に、また四年間同じ様になるという事であれば、どうなんだろう。」と、若手の政治家としての問題意識から副知事を電撃辞職し、即、上京してきた。

直感を信じた。


政策の柱は以下の四本。

  1. コロナ禍を乗り越える;指定業種のスピード解除や経営の下支え等の経済活動の再開、都による支援策の増強(セーフティネット等)
  2. afterコロナの東京づくり;みんなで考える、DX、都民による地方創生(スーパー・メガリージョン構想/国交省の一環とみえる)
  3. 行財政改革;現職・小池百合子(壬辰)都知事が使い果たした都の一兆円貯金「財政調整基金」のリカバリ
  4. 災害対応・同性パートナシップ・教育等


前・副知事の政治スタンスについて「民主主義というのは立場の違う、考えの違う人達を尊重して真摯に向き合って、その中から、どういう解を見つけ出す事ができるのか、というプロセスが大事。」と述べ、PR力の強い百合子都知事に対し、自身の強みを“民主主義のプロセス(非・独裁)”に置いた。



現職を冷静に批評

 また都議会の議事録を確認し、「現職の知事はもっともっと真摯に丁寧に、お答えになるべきでは。」と質問に答えず、よく無視する百合子都知事の姿勢を暗に批判。熊本の蒲島郁夫(丁亥)知事と比較した。


そして、議会の議事録の重要性を訴えた。副知事は、熊本知事の答弁も作ってきた。百合子都知事が支持者層も含め、都民を軽んじているのは、議事録より否めないだろう。


更に「挑戦して失敗しても、トップである知事が責任を取る。」と現在、抑圧されている都の職員に才能を発揮する風土の醸成も伝えた。退転した都政の情報公開を推し進めたい。政策集は告示日までに公表予定だ。


小野前・副知事は街頭演説は行う模様。若手が都政奪還を目指し、若手を無視・排除するシニアの独裁者に挑戦する。


記事:金剛正臣

写真:小野 泰輔(おのたいすけ)/Facebook 画像:THE PAGE

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