【芸能ニュース】 平成二十八年六月二十五日に全国公開される、映画『日本で一番悪い奴ら/東映、日活』が「第十五回 ニューヨーク・アジア映画祭/リンカーン・センター映画協会、Subway Cinema」のオープニング作品に決定し、主演を務めたの綾野剛(壬戌)が同映画祭のライジング・スター賞を受賞する事が決まった。同映画祭は、六月二十二日(水)から七月九日(土)までの開催。
本作の監督は、白石和彌(甲寅)。社会派サスペンスの映画「凶悪(二〇一三)/日活」等を撮った。本作の原作は稲葉圭昭「恥さらし 北海道警 悪徳刑事の告白/講談社」で、世界一優秀といわれる日本警察の不祥事を題材とする。綾野の周りを歌舞伎役者の中村獅童やピエール瀧(丁未)らが固め、完璧な組織の中の腐敗を演じた。
今回、綾野が受賞する同映画祭のライジング・スター賞をは、二十三年に山田孝之(癸亥)が映画「ミロクローゼ/ディーライツ」で、二十四年に長澤まさみ(丁卯)が映画「モテキ/東宝」で、二十六年に二階堂ふみ(甲戌)が映画「私の男/日活」、二十七年に染谷将太(壬申)が「さよなら歌舞伎町/東京テアトル」「TOKYO TRIBE/日活」で受賞していた。
=作品紹介=
日本警察史上最大の不祥事。いったい奴らは何をしたのか!?
<日本警察史上最大の不祥事>と呼ばれる実際におこった驚愕の事件をモチーフに、北海道警察・刑事の壮絶な26年間を描きます。主演を務めるのは、綾野剛。“S(エス)”と呼ぶ裏社会のスパイを率い、ありとあらゆる悪事に手を染めた警察官・諸星要一の半生を演じています。諸星を慕う“S”を、暴力団幹部・黒岩役に中村獅童、クスリの運び屋・太郎役にYOUNG DAIS、盗難車バイヤー・ラシード役に植野行雄(デニス)らが演じ、諸星の先輩刑事・村井役をピエール瀧 が演じるなど豪華出演陣が集いました。
監督は、映画『凶悪』(13)で国内の各映画賞を総ナメにした白石和彌が務め、日本一ワルな警察官と裏社会のワルたちのタッグが巻き起こす”ヤバすぎる事件”をエンターテイメントとして描いています。「正義の味方、悪を絶つ」の信念の元、規格外の捜査をまっとうしていく諸星が行き着く先は―
=クレジット=
監督:白石和彌
脚本:池上純哉
音楽:安川午朗
原作:稲葉圭昭「恥さらし 北海道警 悪徳刑事の告白」(講談社文庫)
出演:綾野剛
YOUNG DAIS 植野行雄(デニス)・矢吹春奈 瀧内公美
田中隆三 みのすけ 中村倫也 勝矢 斎藤 歩
青木崇高 木下隆行(TKO) 音尾琢真 ピエール瀧 ・ 中村獅童
配給:東映・日活
©2016「日本で一番悪い奴ら」製作委員会
公開日:2016年6月25日
画像提供:東映(9605.T1)
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