【社会報道】 電気通信普及財団(理事長:武内信博)は、若手研究者の登竜門である第三十六回『電気通信普及財団賞』の賞金を増額した。人文・社会科学、技術・工学の研究論文・著作を令和二年九月三十日まで募集している。
選考結果は三年三月に受賞者へ通知し、同財団のHP等に掲載。
応募対象となる作品は以下の四つ。
- テレコム社会科学賞;情報社会の進展や情報化が人間や社会に与える影響など、情報通信と法律、 経済、社会、文化等との関係等について、人文・社会科学的な観点から研究したもので、原則、2019年(2019.1.1)以降に出版された著作、学術誌(academic journal)に発表又は掲載された研究論文等。
- テレコムシステム技術賞;情報社会の進展に貢献する情報通信技術の開発、応用等について技術的、工学的観点から研究したもので、原則、2015年(2015.1.1)以降に学術誌(academic journal)に発表又は掲載された研究論文、出版された著作等、及び原則、2010年(2010.1.1)以降に情報通信に関する国際標準として採択されたもの、また、標準化の方向付けに貢献したもの。
- テレコム社会科学学生賞;大学の学部若しくは大学院(修士課程又は博士課程)に在学中の方が、 情報通信の普及、発展、振興について人文・社会科学の観点から在学中に行った研究に関する研究論文等。
- テレコムシステム技術学生賞;大学の学部若しくは大学院(修士課程又は博士課程)に在学中の方が、情報通信の普及、発展、振興について技術的、工学的観点から在学中に行った研究に関する研究論文等。
一と二は、入賞五件以内(賞金各百万円)、奨励賞数件程度(賞金各五十万円)、極めて優れた著作・論文等に対して特別賞(一件につき二百万円)を授与。
三と四は、入賞十件以内(賞金各五十万円)、佳作五件以内(賞金各三十万円)、極めて優れた著作・論文等に対して学生賞最優秀賞(一件につき、八十万円以上)を授与する。
同財団は情報通信の普及、発展、振興に貢献する優れた情報通信に関する研究論文・著作等を表彰し、その功績を顕彰している。また、大学の学部生若しくは大学院生(修士課程、博士課程)が在学中に行った情報通信の普及、発展、振興に関わる研究に関する研究論文等も表彰している。
画像:㈶電気通信普及財団
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