トルコが世界初「セーフ・ツーリズム認証」プログラムを導入

【社会報道】 令和二年六月二十三日にトルコ共和国・文化観光省(大臣:メフメット・ヌリ・エルソイ)は、『セーフ・ツーリズム認証』プログラムの開始を発表した。本認定プログラムは、航空会社や空港をはじめとする交通機関や宿泊施設、飲食施設等が健康と衛生管理両面の高度な要件を満たしている事を証明する文書。本認定書は、国際機関から付与されるもの。


同国は、観光産業がサービス収入全体の約九割を占める。外国人訪問者数は五千万人/年。日本からは十万人程度で年々増えていた。


 十九日から二十日にかけて国内外の観光客に人気のアンタルヤにおいて、同国と親交が深い各国大使と国際報道陣を迎え、“ReTurkey”ミーティングと題する『セーフ・ツーリズム認証』についての記者会見を開催。実際に現地を訪れる旅行者と同じ体験に加え、飛行機や空港、ホテルへの移動に至るまで『セーフ・ツーリズム認証』プログラムに基づいた対応を全て体験した。また、アスペンドス古代劇場において国立オペラ・バレエ団による特別公演も行った。


エルソイ文化観光相は「我が国の『セーフ・ツーリズム認証』プログラムは、あらゆる観点において世界で最初の取組みと言えます。これまで取組んで参りましたお客様の為の施策がご高評を頂きました事は、『セーフ・ツーリズム認証』プログラムの有用性を更に確たるものにしました。また七月一日より、 外国人旅行者の為の新型コロナウイルス感染症等に備える健康保険パッケージもご用意致します。」と述べた。


写真:トルコ共和国

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