【政治報道】 令和二年六月二十八日に東京・田端にて北区の『都議補選』に立候補した日本維新の会(代表:松井一郎)公認でアイルランド国立「ダブリン大」トリニティ カレッジ心理学部卒の新人・佐藤古都(戊辰)候補が街頭演説を行った。三十二歳、三歳の娘を育てる一児の母が挑戦する。ゆとり世代。
古都候補は大学卒業後、広告代理店に年勤務した後、障がい者雇用事業を展開するゼネラルパートナーズに勤務。約十年に亘り、民間企業で経験を積む。二年程前より、北区区議の先輩で昨年に『参院選』にて当選した音喜多駿(癸亥)参議の下で政策スタッフを経験し、政界へ挑む。
演説前には有権者に駆け寄り、笑顔で区民に寄り添った。応援演説には、古都候補を後継者と紹介した音喜多参議が立った。
<都議会に当事者が居ないから>
古都候補は、出産後に様々な事に気付いたと前置きし、駅等にエレベータが無い等の「こうしたらもっと良いのにな。」と、街中での問題が政治に反映されてない点を指摘。「何故、改善されないのか。当事者が議会に居ないからです。議会に当事者が居ないから声が届かない。」とし、子育て中の古都候補は当事者の要望を代弁する意思を示す。
目指すは障がい者や子育て中の親世代でも過ごしやすい街づくり。その他の政策には、情報公開の徹底、国や都の支援策の分かりやすい提供や都の財源の区への移管、デジタル化による業務効率化を提言する。
また今後のコロナ禍に対して、科学的根拠に基づいた経済活動の再開、都営交通等の民営化と都民税の減税を提言。民間主導の東京経済の回復を目指す。
音喜多参議(写真上)は、昨今の公職選挙法違反で逮捕に至った前・法相の問題を指摘。「古い自民党政治を決別し、新しい政治を。」と訴える。企業献金等を受け取らないと前置きし、「だから自慢じゃないけど選挙には弱い。」と、自身らの弱みを打ち明けた。「私達はまだ、新しい政治を諦めていません。どうか、皆様に押し上げて頂きたい。」と真摯に訴えた。
撮影記事:岡本早百合
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