二十三区内の優れた遠隔教育(オンライン授業)区は五区、新たに江東区がランクイン

【教育報道】 令和二年六月十七日に子どもマーケタ・森田亜矢子(戊午)が自身のブログ「ぱぱままSTARTUP」に『二十三区公立小ICT進捗状況|草の根ウォッチ』を公表した。亜矢子はライタやマザーズ コーチング スクール認定ティーチャー、食育アドバイザの肩書をもつ二児の母。氷河期世代。


五月の政府による緊急事態宣言後に各自治体は遠隔教育を模索。ハイムも二十三区、大阪府、福岡市の取組みを報じてきた。亜矢子は母の目線より二十三区の遠隔教育を調査し、表にまとめて「ぜひ、現場の担当者のみなさま、走り出しやトップランナーの区へヒアリングしていただきたいと思います!!!」と各区の教育支援課へ檄を飛ばす。


 表では二十三区を「トップランナ」と「走り出し」に分ける。前者は同期型と非・同期型が網羅的に整備完了した状態。順次対応で区内全校に至ってない区も含む。最新版では千代田(区長:石川雅己)、文京(成澤廣修)、豊島(高野之夫)、渋谷(長谷部健)に併せて新たに江東(山﨑孝明)がランクインの計五区。


後者はできる事から着手しながら進めている区。中央(山本泰人)、港(武井雅昭)、品川(濱野健)、中野(酒井直人)と世田谷(保坂展人)の計五区。残る十九区に対し、亜矢子は厳しい目線の模様。今回、新宿(吉住健一)は区内の保護者を通じ、同区の教育委員会へ電話で最新状況を確認して貰った所、ランクダウンとなった。


チェック項目は以下の五つ。トップランナの五区は以下の全てに対応している。

  1. 同時双方向コミュニケーション;Google、Zoom、Teams
  2. オンデマンド教材(一方向);Google、Teams等
  3. 課題提出(添削・フィードバック);同上
  4. 生徒と担任の個別コミュニケーション;同上
  5. デバイス貸与


教育現場は国・都道府県・自治体からの一方向であったが、令和時代からは母からの突き上げが今回の様に行われていくだろう。情報発信力をもった母は感情的ではなく、冷静に分析・画像化し、教育現場を変えていく。そして何よりも、こういった情報を検索しながら、母達は子どもを育成する自治体を選ぶ。若手の人口増を望みたい自治体は、“母へのプレゼン時代”に入っている。


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