【政治報道】 令和二年六月三十日に東京都・赤羽にて北区の『都議補選』に立候補しているホリエモン新党(代表:立花孝志)の新藤加菜(癸酉)と『都知事選』に立候補している政治団体「スーパークレイジー君」の西本誠(丙寅)代表がコラボレーションし、支持者と触れ合った。
ホリエモン新党は次期『衆院選』の若手候補予定者も顔見世した。
両選挙共に七月五日が投開票。
加菜候補は二十七歳、「早大」法学部卒。ゆとり世代。北区『都議選』は五名の若手女子が立候補しており、加菜候補が最年少。「ゆづか姫」の名で十年ちかく動画配信業を行っていた経験より、ネット上を地盤に選挙活動を行っている。基本的には街頭演説はしない。唯一、告示日の六月二十六日に王子にて第一声を行った。
加菜候補は「だって色んな同じ服着て、おじいちゃん、おばあちゃんがわーって(他陣営の演説)見てらっしゃって。密を避けて下さい。密を止めて下さい。って看板を持ってながら一番密やんってめっちゃ思いました。嘘でしょ。ギャクでしょ。」と述べ、自身が動画の生配信をしながら密の点を現場で伝えていたら、「おじいちゃん、おばあちゃんにちょっと怪訝な顔をされました。」と違和感を伝えた。
よって、密を避ける為に街頭演説を控えている。
立花代表は『都知事選』に立候補している。その理由は、ホリエモン新党の認知度を高めてコアな支持者を作るのが目的だ。『都議補選』も同様と思われ、同党は次期『衆院選』を睨む。
加菜候補の主な政策は、家賃を極端に下げる「都営シェアハウス」や若者の出会いの場である都運営の「無料オンラインサロン」、感染死亡者数よりも自殺者数を抑止する「経済活動の再開」等。
一方の西本代表(画像上)は、加菜候補等と自前の楽曲で踊った。学歴は中卒であるものの、想いの大切さを述べた。当日に話した政策は「風営法の緩和」「待機児童ゼロ」「殺処分ゼロ」の三つ。
特に風営法の緩和は欠かせない。西本代表は「まともな店がやれない時(時間帯)に悪事を働くのは凄い簡単なんですよね。時間を厳しくし過ぎると、悪い事をし易い。」と自身の経験も踏まえて話した。だが、水商売に限った話ではない点を幾度も強調していた。
風営法は昭和二十三年に制定されて以来、計三十回以上の改正を施している。元々は少年非行を防ぐ為に法律で縛っていたが、平成を経て令和では逆転。西本代表の言う通りに詐欺や麻薬、レイプ等は増加の一途を辿っている。深夜営業(〇時~六時)が禁止されているのが主因。この時間帯の営業禁止が現在の諸悪の根源となっている。
だがシニアは、“臭い物に蓋をする”発想で若者の未来を支援するどころか、誰かの様に排除する。人権的にも人としても人生の先輩である者がやる事ではない。また、西本代表は「後ろ盾を気にして。言いたくない事は言わない。」と、言いたい事や言いたくない事を何らかの利害関係で封殺・強要されている政治家を念頭に、信念を貫きたい想いを伝えた。
記事:金剛正臣、撮影:岡本早百合
※名称等訂正
0コメント