【ビジネス報道】 令和二年六月二十九日に東京・渋谷にて実業家の三崎優太(己巳、写真上)が『若者のみらい応援基金』創設記念発表会を開催した。ゲストはテリー伊藤(己丑)。三崎は内閣総理大臣認定の公益推進協会(代表理事:福島達也)に一億円を寄付した。
今回は一億円の寄付を通し、日本の未来を支える若者を支援する事が目的。助成先として「ビジネス」と「エンタメ」の二つに紐づく五つのプロジェクトで若者の支援をスタートする。若者とは、厚労省では十五歳から三十四歳が若年者。
前者のビジネスでは、コロナで経済的ダメージを受けた若者達を基金の助成金を通じて支援。起業の際に三崎は出資や経営に参画しないが、アドバイスや情報共有の場を設ける。後者のエンタメでは、同じくコロナでダメージを受けたスポーツや音楽、若者に定着しているゲーム領域を通じて機会を提供していく。
以下は五つのプロジェクト。
- ビジネス コンテストの開催;一日より三崎のHPにて募集開始。八月三十一日の最終選考にて事業計画プレゼンを実施。助成対象者には、最高一千万円の支援。
- 無料コワーキング スペースの開設;コンテスト参加者の中から抽選で、自由に無料利用できる。
- 3×3.EXE PREMIERへの参入;五輪正式種目である三人制バスケットリーグ「3×3.EXE PREMIER」の二〇二一年リーグへの参入を目指し、球団を設立。球団運営の代表者からスタッフ・選手を若者達の公募の中から決定。
- 音楽イベントによるアーティスト支援;音楽活動に制限があるアーティストに活動できる機会を提供。
- 世界に通じるプロゲーマーの育成支援;e-sports、カードゲーム等のゲーム分野にて世界大会に出場できる様な選手の育成を支援する。
メンタルのリカバリ法
三崎は、高校時代にはじめたアフィリエイトから十八歳で起業。年商百三十一億円を叩いた。現在は財務会計、経営戦略等の若手経営者への事業支援を精力的に行っている。
「次は僕の番です。先行き不透明でどうしても暗くなりがちな世の中ですが、日本の若者達が未来に明るい希望を持って毎日を生きられる様に、全力で応援していきたいと思います。」と若者にエールを送った。テリーは、今年七十一歳になる。三崎とは初対面。今回の基金について「びっくりした。支援という活動へ目を向ける物の捉え方が素晴らしい。人を育てる事は物凄く大切。」と賞賛した。
また、今の若者について三崎は「元気のない若者が多い。僕がきっかけ作りをできたら。」と自身が前に立つ意志を示す。
ハイムは、失敗から這い上がる時のメンタルのリカバリ方法を質問した。三崎は「僕は数えたらキリがないくらい失敗してきて、具体的な方法は無いんですけど、やっぱり諦めない事ですね。諦めたらそこで終わりなんで。逆境はチャンス。決して諦めなければ道は開ける。」と強く主張した。
テリーは「時には風任せで得るものもある。 吸収して大きい声で頑張って下さい。」と若者を応援する姿勢を見せた。
撮影記事:岡本早百合
0コメント