第二回『東京金融賞』が「金融イノベーション部門」と「ESG投資部門」で募集

【ビジネス報道】 東京都(知事:小池百合子)は、「国際金融都市・東京」構想の取組みの一つとして前年度に引き続き、都民・都内事業者のニーズや課題の解決に資する画期的な金融商品・サービスの開発・提供を行う金融事業者に加え、ESG投資の普及を実践する金融事業者を表彰する『東京金融賞』を実施する。

前者の「金融イノベーション部門」の募集は既に開始。後者の「ESG投資部門」は令和二年八月上旬頃より。共に九月十一日が締切り。


ESG投資とは環境(Environment)、社会(Social)、企業統治・ガバナンス(Governance)をそれぞれ意味し、地球温暖化対策や女性の活躍、社外取締役の選任等に積極的に取組む企業の姿勢を投資判断に活用する投資。本賞に係る事務はアクセンチュア(代取:江川昌史、関戸亮司)が執る。


金融イノベーション部門は、B2Cサービスにおける各分野別に二十五テーマ。出入金・決済・資産・運用・保険・融資・その他のテーマに分けた。B2Bサービスで「スタートアップ企業、中小企業特有のニーズに合った融資サービスが欲しい」等の五テーマを設定。解決策を提案する金融事業者を募集する。


対象事業者は、都内・都内事業者のニーズ又は課題に対する解決策を提案する都内で事業を行う又は行う予定の国内外の金融事業者。表彰者数は三者(三年二月に決定)。賞金は一千万円、五百万円と三百万円。審査は一次審査と最終審査の二回。一次では国内で五者程度、国外は十者程度の事業者を選定。最終では内、上位三者に順位付けする。


国内拠点の説明会は、七月二十二日と二十七日の二回。オンラインで行う。海外はロンドン・パリ・サンフランシスコ・シンガポールの四拠点。


画像:東京都

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