夏休みにSTEAM教育のアートを学べる、今年の『TIFFティーンズ映画教室』は東京国際映画祭で上映

【教育報道】 令和二年十月三十一日から十一月九日に開催する第三十三回「東京国際映画祭(TIFF)/ユニジャパン」は「映画の未来の開拓」を重要なコンセプトの一つとして掲げている。映画を「見る人、作る人を育てる」事を目的としたユース部門の特別企画として、中学生向けの映画制作ワークショップ『TIFFティーンズ映画教室 二〇二〇』を夏休み期間中に実施する。本年で四年目。

申込期間は七月二十日から末日まで。


全国各地で子ども達を対象に映画鑑賞・制作ワークショップを開催してきた「こども映画教室(代表理事:土肥悦子)」と共に実施する。同ワークショップはSTEAM教育の中の“A(アート、芸術)”に分類される。


本年は、特別講師として平成三十一年に映画「きみの鳥はうたえる(二〇一八)/コピアポア・フィルム」で高い評価を得て、本年七月に配信スタートしたNetflixの独自ドラマ「呪怨:呪いの家」も手掛けている三十代の三宅唱(甲子)監督を迎え、オンラインでのワークショップを実施する。プロの映画監督やスタッフと共にに本格的な映画づくりに挑戦し、完成した作品を本年度の東京国際映画祭にてワールド・プレミア上映する。


 本年は、本格的な映画づくりに挑戦するワークショップだ。今回は新型コロナウイルス感染予防の対策として、参加者・スタッフの健康と安全を考え、全ワークショップ過程をオンラインにて開催。「コロナ禍だからこそできる制作できる映画」「オンラインだからこそ面白くできる映画」の制作を目指す。


リモートだからこそ実現できる“全国津々浦々からの参加”を呼び掛ける。対象は中一から中三まで。 定員は十六名。参加費は無料で、以下の二点が参加条件。


  1. PCの使用が可能(ワークショップではZOOMを使用)
  2. スマホ、ビデオカメラ等の動画を撮影できる機械の使用が可能


実施日は、保護者向けの説明会がある八月十一日から九月二十七日までの計十二日間。全日程で参加可能な申込者を優先する。以下は東京国際映画祭・久松猛朗(甲午)フェスティバル ディレクタからのコメント。

今回は感染防止の為にオンラインでの開催となりますが、中学生の皆さんに、皆で一緒に一つのものを作り上げるという体験を通して映画文化の魅力に触れ、思い出に残る夏休みを過ごして頂ければと 思います

写真:TIFFティーンズ映画教室2019/東京国際映画祭

0コメント

  • 1000 / 1000