本田望結の初主演作品『ポプラの秋』がDVD化、中村玉緒とのエピソード語る

【芸能ニュース】 平成二十八年六月五日東京・渋谷にて子役でフィギュアスケート選手の本田望結(甲申)が、自身初主演となる『ポプラの秋/ハピネット(7552.T1)』DVD発売記念イベントを行った。白を基調とした赤やピンク色のボーダーラインが入ったワンピースを着て登壇した本田は、身長も伸び子役ではなく女優としての雰囲気を醸し出し始めていた。


MCが同作への思い出を尋ねると「二年前に撮影した映画ですが、今でもはっきり覚えています。キャストの方々とも仲良くなりましたし、本当に楽しかったです。成長したらまた同じキャストともう一度この作品をやりたい。」と応えた。また印象に残ったシーンとしては、友達と会えなくなり泣きながらお団子を食べるシーンを挙げ、その時のお団子が美味しくてバクバク食べてしまったという可愛らしいエピソードも出てきた。




<女優業の肝の一つを教わる>

 初主演で緊張していた本田の支えになったのが祖母役で出演している中村玉緒(己卯)だった。特に中村から教えて貰った演技でのアドバイスで一番印象に残っているのが「嫌われる役を演じたら、演じた役の印象が残る様な演技をしなさい。本田望結でなくなる事。それが女優という仕事です。」と言って貰った。「中村玉緒さんの演技は今でも心に残っています。」と本田は述べた。


中村から多くの感銘を受け、撮影時から二年の月日が経ち身長も二十㌢程伸びた本田。そんな本田へ女優としての目標を尋ねると、やはり中村玉緒の様な心にいつまでも残る演技が出来る女優になりたいと高い目標を掲げた。尚、同作での母親役は、出演映画・企業CM起用数が共に二〇本以上の大塚寧々(戊申)が務めた。


=ストーリ=

大好きな父を突然亡くした八歳の千秋(本田望結)は、失意の母(大塚寧々)と共に引っ越してきたポプラ荘で、不思議な大家のおばあさん(中村玉緒)と出会う。父を失い心に不安を抱いた千秋におばあさんは、「自分は亡くなった人に手紙を届けることができる」と話し、その言葉を信じた千秋は、天国の父に手紙を書き、それをおばあさんに託す。

天国の父への手紙に溢れる想いを静かに綴っていく少女と奇妙なおばあさんの心の触れ合いを描いた、心を癒す感動の物語。


撮影×記者 : 岡村拓磨

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