宇都宮健児も推す、佐藤かおり(無所属、東京)はセクハラ撲滅|参院選二〇一六

【社会・政治ニュース】 平成二十八年六月二十二日、東京・有楽町にて『参院選二〇一六』で東京選挙区候補の無所属・女性と人権全国ネットワーク共同代表の佐藤かおり(丁未)が街頭演説を行った。佐藤の応援には弁護士の宇都宮健児(丙戌)も駆けつけ、曇り空の中、通行人に自身の政策を訴えた。


佐藤は派遣社員として大手通信会社で働いていた頃にセクハラの被害を受け、長い裁判の末に勝訴を納め、女性たちの大きな希望の道をつくり上げた。また働く女性のためのパープル・ユニオン(労働組合)を立ち上げ、セクハラやパワハラに悩む女性を励ます。パープル・ユニオン執行委員長だけではなく、「女性と人権全国ネットワーク」の共同代表、「性暴力禁止法をつくろうネットワーク」の運営委員、「全国女性シェルターネット」の前事務局長を務めるなど、多数の女性のために活動を行ってきた。



佐藤は『暴力と差別を許さない』と題し、公約は以下の四つを挙げる。


  1. いのちの声を聴く
  2. 未来の声を聴く
  3. 大地の声を聴く
  4. 暮らしの声を聴く




<対DVやパワハラ、ブラック企業も>

 女性と若者等の弱者の立場で政治を行うとする佐藤は、「若者たちは大学に行きたいのに授業料が払えない、社会に出ても非正規でしか働けない。さらにセクハラ・パワハラにあった女性たちが会社を辞めさせられる。そういったたくさんの困難を抱えてさせられてきた女性、若者の声を聞いてきた。」と女性と若者に寄り添う気持ちをアピール。その観点から性暴力を禁止する法律や、給付型奨学金、ブラック企業根絶などを行っていくと力強く語った。また”暴力のない社会”を目指す佐藤は「究極の暴力である”戦争”は絶対に反対。安保法制は廃棄です!」と断言し、やめない、負けない、あきらめないの精神で戦争のない社会にしていくと公言した。


宇都宮弁護士は、「待機児童など、悲惨な実態を直視しようとしない安倍政権。社会保障を減らし法人税をあげ、格差が広がる社会を作aっている。」と強く安倍政権を否定し、パープル・ユニオンを作りDV等の女性に寄り添った佐藤を支援した。尚、宇都宮弁護士は来る「都知事選」に対し、要望があれば出馬すると前向きな姿勢を示した。


記者:原田眞吾×撮影:岡本早百合

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