皇太子殿下夫妻が十六年振りに五輪結団式に御出席

【スポーツ・社会ニュース】 平成二十八年七月三日に東京・神南にて、『第三十一回 オリンピック競技大会(ブラジル・リオデジャネイロ)日本代表選手団結団式/JOC』が行われ、十六年振りに皇太子殿下御夫妻が揃って出席された事を記事「皇太子殿下御夫妻、リオ五輪結団式に御出席/世界日報社(写真引用)」等で報じられた。


同決断式には、役員を含む選手団四百八十一人の内、三百五人が出席した。選手は最終的に三百三十人程度になる予定だ。主将は務めるレスリング女子の吉田沙保里選手らに、皇太子殿下夫妻が声を掛けられた。皇太子殿下のおことばは以下の通り。


第三十一回オリンピック競技大会日本代表選手団結団式に出席し、リオデジャネイロにおいて開催されるオリンピック競技大会に参加される選手及び役員の皆さんとお会いできますことをうれしく思います。


選手の皆さんには、この度、日本代表選手に選ばれたことを心からお祝いいたします。
今回のオリンピックは、南アメリカ大陸で初めて開催されるもので、一九〇四年にセントルイスで開催された、第三回オリンピック競技大会以来百十二年ぶりに復帰するゴルフと、新たに追加された七人制のラグビーフットボールを含む、二十八競技三百六種目が実施されると聞いております。




この大会に参加される皆さんが、スポーツを通して世界各地の精鋭と競い合い、そして友好を深められることを希望いたします。

選手の皆さんには、本大会に向けて体調管理に十分留意され、競技の場においては、日頃の練習の成果を十分に発揮されるよう願っております。


皆さんのご活躍は、二〇二〇年に東京で二度目の開催となるオリンピックの成功につながるものと思います。

選手の皆さんのご活躍とご健闘をお祈りし、結団式に寄せる言葉といたします。



選手団の本体は三十一日に日本を発つ。リオ五輪は、八月五日から二十一日までの十七日間にわたり開催される。

(了)

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