【芸能報道】 令和二年十一月二十日よりオンラインにてリアル脱出ゲーム等の「物語体験」を企画制作するSCRAP(代取:加藤隆生)は、自宅から楽しめる観客参加型のオンライン演劇「Inside Theater」の第二弾完全新作『僕等のラストフェスティバル』を開催する。実存する高校から生配信する。全二十公演。
公演時間は七十分から九十分程度。各回最大で三百人までを予定。
この演劇は、Zoomを利用した観客参加型の演劇体験。観客は観客席、役者は舞台といった従来の観劇スタイルではなく、役者と観客が様々なコミュニケーションを取りながら物語を結末に導く。所謂、英米で流行中の新・演劇スタイル「イマーシブ シアタ(没入型演劇)」のオンライン版として、七月より始動。
新作の舞台は、とある高校のオンライン文化祭。観客は「文化祭の来場者」という設定。Zoomを通してオンライン上で本演劇を見ている観客は、文化祭の登場人物の一人かの様に、この物語の中に入り込む。文化祭内で催されている「メイド喫茶」や「怪談話」、「ダンス」等を自由に鑑賞したり、時にはマイクやチャット機能を使用して、生徒や先生役を演じる役者にアクションを取る事もできる。
また実際に検索したり、何かを演者に伝えたりする事で、文化祭の最中に起こる‟ある事件“を解決へと導き、最後の軽音部のライブを実現する手助けもする。観客自身も物語に関わっていく事で、役者のセリフや進行が全公演変わっていく。非常に没入度の高い演劇体験と自負する。
高校は「藤村女子中学・高等学校」が会場協力。実存するの高校からの生配信を実現した。報道現在も使用されている教室や軽音楽部室、体育館から届ける事で自宅に居ながら、スマホやPCで非常にリアルな演劇を鑑賞できる。
=ストーリー=
「僕たち、どうしても高校最後の文化祭を諦めたくないんです」
金木犀の香りにつつまれ、夕焼け色に刺されながら、校舎に声を響かせて文化祭の準備をする。
後夜祭では学内バンドがテーマソングを歌い、準備期間のグランドフィナーレのような人間模様が繰り広げられる。
そんな風景が少なくなってしまった今年、ある高校の生徒たちは立ちあがった。
大人たちを説得し、困難を乗り越え、オンラインで文化祭を作りあげた。
この物語の舞台は、高校最後の情熱がこもったオンライン文化祭。
あなたは参加者の1人として、このフェスティバルへの入室ボタンを押した。
それぞれの想いを抱えた高校生たちと参加者の皆で作りあげる、オンライン文化祭の青く切ない物語。
あなたと高校生たちの特別な時間の幕があがる。
画像:㈱SCRAP
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