ハンドメイド『Creema』が柔らかく軽い静岡・遠州「織物」「染物」とコラボ

【ビジネス報道】 ハンドメイドのサイト「Creema」を運営するクリーマ(4017.TM)は、令和三年一月十五日に遠州産地 振興協議会(事務局:静岡・浜松)とコラボして遠州地方の伝統産業である織り物や染め物の魅力を発信する『遠州産地 織りもの・染めもの紀行』企画を開始した。特設サイトも公開した。


同社はB2Cだけでなく、B2B及びB2Gも事業領域。報道現在でCreemaにはクリエイタが二十万人登録。一千万点以上のオリジナル作品が出品されている。若手女性からの支持がメイン。


 県西部に位置する遠州地方は、温暖な気候や豊富な水資源等に恵まれ、古くから“ものづくり”が盛んな町として発展。「日本三大 綿織物産地」の一つ。コロナ禍の影響を受け、伝統産業の遠州織物や浜松注染は甚大な影響を受けている。


現況と消費者の急速なオンライン シフトを背景に遠州地方の伝統産業のDX推進する為、同社は同協議会と協業する。対象事業者には、オンライン上で販売に繋げる為のコンサルティングも行う。


同社が培ってきたCreemaのプラット フォーム基盤・発信力と「全国いいもの発見プロジェクト」や「クリーマ クラフト キャラバン」での知見を活かし、今後も日本各地の素晴らしい伝統技法やものづくり文化をより多くの人に届け、魅力を伝えていく。


以下は同協会・佐藤一郎 会長(浜松市の産業部 産業振興課 商業振興担当課長)のコメント。

高い技術力から生まれる生地は、海外のビッグメゾンにも使われ、世界的に評価されています。
プロダクトや生地そのものの良さを、ユーザーにもクリエイタにも知ってもらえるクリーマさんとコラボし「遠州産地 織りもの・染めもの紀行」を実施する事としました。この企画により、オンラインという新たな形で、多くの方に遠州織物を手に取り顧客なって頂く事で、産地内の事業者のBtoBからDtoCへのマーケット転換やDXが進み、苦境を脱するきっかけづくりになればと期待しています

写真:遠州産地 織りもの・染めもの紀行

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