【社会報道】 令和四年二月九日にセーブ・ザ・チルドレン・ジャパン(理事長:井田純一郎)は、報道現在で申請受付中の『子ども給付金~新入学サポート二〇二二~』を締め切る。申請はオンラインを基本としている。
対象地域は全国(国内に居住)。給付内容は対象の子ども一人につき、卒業や新入学に関わる費用の一部を給付する。新・中一は三万円、新・高一が四万円。返還不要。兄弟・姉妹で申込み可。生活保護の利用者は申込めない(申請時)。
本給付金は経済的困難に加え、子ども本人や家族の疾病や障害、家族のケア・介護、言語障壁、無戸籍・無国籍等の生活上で困難がある子ども達が対象。全ての子ども達が環境に左右されず、安心して学びの機会を得れる様に、本給付金の活用を願っている。
申請要項は日本語以外に英語・中国語・ポルトガル語・スペイン語・ベトナム語を用意している。優しい日本語による説明動画もある(かながわ国際交流財団)。
四月に中学校や高校等に進学予定で、「対象条件(A~C)」を全て満たす世帯の新・中一二百五十人、新・高一五百人へ給付する。学校は国公立・私立、特別支援学校、フリースクール、通信制・定時制高等学校、高等専門学校、各種学校、外国人学校、中高一貫校。新・高一は、初めて高校に入学する十八歳未満の子ども(平成十六年四月二日以降生まれ)が対象。
=対象要件=
A.収入条件を満たす世帯(詳細は申請要項)
B.現在の生活の状況が下記の何れかに当てはまる(下記要件に当てはまらない場合で、より配慮が必要な生活の状況がある場合は、「申請に関する問い合わせ先」より個別に)
- 対象となる子どもや保護者に疾病または障害があり、日常生活を送る上で著しい困難があって支援が必要な状態にあるか、又は介護を必要とする。
- 対象となる子どもが、本来大人が担うべき役割・責任を抱え、主に疾病・障害等のある保護者やきょうだい・祖父母等、生計を同じくする同居家族のケア・お世話をしている。
- 子ども・保護者の両方、又はどちらかが日本語を母語とせず、日常生活を送る上で日本語によるコミュニケーションにサポートが必要な状況にある。
- 在留資格がない、難民申請中、無戸籍・無国籍等の理由により、公的支援が利用できない。
C.卒業・入学に関わる費用を用意する事が難しい
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