四十代の『英仏伊』首脳達と日本が軍事連携

【軍事報道】 岸田総理(丁酉)は、令和五年一月十一日に英仏伊三ヵ国の訪問を終えて記者会見を行った。


日英は『円滑化協定(準同盟国)』を署名。日伊が『戦略的パートナシップ(同志国)』へ格上げ。日仏は本年前半に「外務・防衛閣僚会合」を開く。日本国の『円滑化協定』は豪州に続き、二ヶ国目。


英リシ・スナク(庚申)首相、仏エマニュエル・マクロン(丁巳)統領と伊ジョルジャ・メローニ(丁巳)首相は全て四十代。



<FOIP強化>

 岸田総理は、各会談にて先月策定の『国家安保戦略』を説明。「何れの首脳からも前向きな反応を頂きました。その上で、安全保障分野に於ける連携を一層強化していこう、という事で一致致しました。』と日本国民へ報告した。


この英仏伊との安保連携につき、「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)の実現に向けた動きが、更に進展する事も期待したいと考えております。」と記者の問いに答えた。


第二次大戦時とは異なり、今回は第一次大戦時に同じ米英側に日本国は構える。対するは中露側。中露は共に隣国なだけに日本国が最前線となる事は必至。



G7広島サミット

 また『G7広島サミット』に向けた協力も確認。日本国からG7議長国としての考え方を説明し、各国間で「法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を堅持するというG7の思いを明確に発信していこう、という事について一致した、という事であります。」と述べた。


核軍縮の問いにつき、「核兵器の無い世界を目指す、という我が国の思いをしっかりとG7各国と共有した上で、明確なメッセージを発する。こうした機会にもしたいと思っています。」と答えた。


核軍縮・不拡散に向けての国際的な機運を再び盛り上げたい。既に、G7広島サミットに於ける核軍縮に係る議論は、各国首脳の理解と支持を得ている。具体的に発信や日程は未だ協議中。



若き首脳達との会談を経て、岸田総理は手応えを感じていた。


写真:総理大臣官邸

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