「玉木雄一郎」代表と『小池百合子』都知事の悪しき疑惑|参院選 二〇二二

【調査報道】 令和四年六月十八日に東京・新宿にて政治団体「ファーストの会(代表:荒木千陽)」と国政政党「国民民主党(代表:玉木雄一郎)」が合同演説会を行った。応援には「連合」芳野友子(丙午)会長も駆け付けた。


コロナ禍三年目、この間に日本経済は失墜した。その結果、低下傾向だった自殺者数は反転。同三年には二.一万人が自殺した(警察庁)。コロナにおける死者数は三.一万人(NHK)。日本初のコロナ罹患は同二年一月「ダイヤモンド・プリンセス号」。同二年・三年の自殺者数を合算すると四万人を超える。


コロナ死者数は自治体調査で、真にコロナで死亡したのか否かは不明(持病等)。嵩増しの疑惑を多数の医療関係者が指摘している。



<自殺者数増の事実>

 コロナ禍の自殺者の内、特に女性、子ども・若者(十代・二十代)が増えた。女性は非・正規率が高く、経済苦が主な理由と見做されている。母子家庭であるならば、子どもがその母親を救う為に、命を絶つ選択肢は有り得る。間違った優しさである。では日本経済を失墜させたのは誰か。シニアを救い、女性・子ども・若者の命を奪ったのは誰か。


小池百合子(壬辰)都知事は、コロナ禍にて安倍・菅両内閣に対し、「緊急事態宣言」の発出を諄(クド)く要求していた事を知っているだろう。総理官邸まで押し付け、民放TVへ大いにアピールしていたアレだ。


これで分かる通り、両内閣は緊急事態宣言の発出を忌避していた。何故ならば、日本経済が失墜すると、若き命が絶たれる事を知っていたからだ(負の相関)。両内閣は失われた若き命を守りたかった。併(シカシ)し、民放TVとシニア世論は百合子都知事を支持した。



一筋の希望

 報道府は令和二年の当初から、若き命が絶たれる事を警戒。幾度も関連報道を行い、自殺増を阻止しようとした。その年の十二月に朗報が入った。報道府が走ると、「国民党」玉木代表(己酉)が自殺増に対処すべく「孤独担当大臣」を提言したのだ。それはシニアの悪しき世論への希望だった。


社会は「コロナ死者数」一色で、「コロナ自殺者」には略一切触れてなかった。報道府とほんの一部のジャーナリストだけが警鐘を鳴らした。結果、令和三年に菅内閣にて玉木代表の発言により「孤独・孤立担当大臣」が設置された。これも希望だった。併し、民放TVは碌に報じなかった。


その間、百合子都知事はしつこく緊急事態宣言の発出を要求。日本経済が下がり続ける中、余りにもしつこい為、同年に「まん防」を新設。緊急事態宣言の主体は“国”で、まん防が“自治体”。これにより、都知事が時短命令を出せる事となった。




<現職・都知事へ違法判決の異常>

 早速、時短命令を使った百合子都知事は、命令先から提訴され、本年五月に一審判決。「時短命令は違法。」と司法にジャッヂされた。現職知事に違法判決の前代未聞である。二審では百合子都知事の憲法違反を問われる。こちらも前代未聞である。


コロナ禍の最中、都立公園では遊具の使用を禁止。駐車場も禁止の徹底ぶり。流石に子どもも徹底的に自粛させるという強制へ、保護者のクレームが多かったのだろうか。こちらは数週間で終わった。


この様に子ども・若者・若手にとっては悪党としか言えない百合子都知事は、都のコロナ予算で医療関係へ多額を計上。つい先日に、自身の政治資金パーティでしっかりと回収した(報道陣シャットアウト)。お金の還流は言わずもがな、である。



前原誠司

 その新共産主義者に軛(クビキ)を打った筈の玉木代表が、百合子都知事と連携していくという。本年二月の党大会から警戒しており、他の新聞記者も言及していたが、玉木代表は曖昧模糊。支持者達も「bizlinTV」のコメント欄等で、警戒・反対を訴えていた。大会中、上手の椅子には「国民党」前原誠司(壬寅)代表代行が脚を組んで仰(ノ)け反りながら、玉木代表の演説を聴いていた。


前原代行は「民進党」の代表を務めていた。平成二十九年『衆院選』にて百合子都知事が代表となった新党「希望の党」との合流を決定。これを怪しんでいた報道府は、直前の「民進党」党大会で直接、質問。前原代行は曖昧模糊だった。密約は「民進党・希望の党・連合」。結果、百合子都知事の下に付きたくない議員達が「立憲党(当時代表:枝野幸男)」に集まった。


事実上、「立憲党」に大敗した「希望の党」は、百合子都知事の総理の道が途絶え、後に「国民党」と成った。厳密には現「国民党」とは異なるが、資金面以外は略同じである。




<司法に同じく事実から判断>

 百合子都知事と袂を分かったと思われた玉木代表は、本年六月十八日に同じ街宣車に立ってしまった。もうこれは逃れられない事実である。しかも「連合」友子会長も居た。これでは密約「民進党(前原、玉木)・希望の党(百合子)・連合」と、まるで変わらない構図だ。百合子都知事を未だに総理にする気なのだろうか。


こうなると、穿(ウガ)ってみるしかない。時系列にする。


  1. 初のコロナ罹患(主にシニアの娯楽)
  2. 「上野公園の花見」を中心に最初のコロナ拡大(主にシニアの娯楽)
  3. 都知事の若者攻撃開始
  4. 都知事のコロナ叫び→都知事の支持率UP
  5. 都知事の緊急事態宣言を要請
  6. 都知事のコロナ叫び
  7. 玉木代表の孤独担当大臣を提言
  8. 都知事の緊急事態宣言を要請
  9. 都知事のコロナ叫び
  10. 都知事のまん防「時短命令」連発
  11. 以下、八~十を繰り返す
  12. 都知事と玉木代表・前原代行が組む



七を注目されたい。このタイミングは第二回「緊急事態宣言」の直前であった。百合子都知事の失政により、十代・二十代の自殺者数が増の見込み(政府統計は翌年)。その火を消す様に「孤独担当大臣」。これではマッチポンプである。



我が子へどう説明するのだ

 今回、応援演説をした相手は「ファーストの会」荒木千陽(壬戌)代表。百合子都知事の衆議時代に六年も秘書を務め、百合子都知事は「相棒。」と言っていた。その相棒の学歴は、なんと『法務修士』。百合子都知事の違法性、違憲性が分からなかった程、千陽代表は既に法学を忘れたのだろうか。それとも目を瞑り続けているのだろうか。将又(ハタマタ)、百合子都知事の新共産主義を実現させる為に、法を駆使しているのだろうか。


玉木代表は父親である。「子どもや若者の思い出・機会・命を奪った張本人と組む理由」を、我が子へ説明できるのであろうか。「大人の世界は色々あるんだよ。」と教えるのだろうか。「国民党」伊藤孝恵(乙卯)副代表も娘二人に、どう説明するのか。所詮、今までの中堅・シニアの国会議員の様に、正義よりも金なのか。


尚、参考までに百合子都知事、前原代行と友子会長は「しらけ世代」。玉木代表は「バブル世代」。孝恵副代表は「氷河期世代・前期」。千陽代表は「同・後期」。子ども達が自殺したくなる社会は、決して正義ではない。悪である。国民党には悪に染まって欲しくはない。


0コメント

  • 1000 / 1000